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キキとウルスラ
「わたし、前は何も考えなくても飛べたの。
でも今はどうやって飛べたのか分からなくなっちゃった。」

「そういう時はじたばたするしかないよ。
描いて描いて描きまくる。」

「でも、やっぱり飛べなかったら?」

「描くのをやめる。散歩したり 景色見たり 昼寝したり・・何もしない。
そのうちに急に描きたくなるんだよ。 」

「なるかしら。」

「なるよ。」

* * * * * * * * * * * * * * * *

 「…自分の絵を描かなきゃって。」

「苦しかった?」

「それは今も同じ。
でもね、そのあと少し、前より絵を描くって事がわかったみたい。
・・・魔法ってさ、呪文を唱えるんじゃないんだね。」

「血で飛ぶの。」

「魔女の血か・・いいねえ。わたしそういうの好きよ。
魔女の血、絵描きの血、パン職人の血・・・。
神様か誰かがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当におかげで苦労してる、
苦笑いしながら、この対話を大人になった今でも、時折思い出します。

行き詰まること。

当然あります。
人に対して、仕事に対して、自分に対して。

一つだけ言えることは、どれもこれも大切にしているものだからこそ。

肌に触れ、骨格を見て、色をのせていく。
髪に触れ、適したバランスを探っていく。

その瞬間ワクワクしてる。
たまにドキドキ、ヒヤヒヤする時だってある。

血が生きてる、生かされてる。

いつまでたっても手探りなわたしの人生だけれど、
まだまだ頑張れそうかな。
 
23:06 | comments(0)









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